10月は要注意!新入生歓迎イベントで大学は午後1時から休館
- 4.0
- 旅行時期:2017/10(約7年前)
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by piglet2017さん(非公開)
コインブラ クチコミ:16件
2017/10/8(日曜日)ブサコからレンタカーで移動し、午後に見学の予定。道に迷いながら対岸の無料駐車場(https://goo.gl/gRqYkL入るときに駐車券出るけれど、支払い不要で駐車券をかざして出るシステムであった)に駐車して、コインブラ大学に向かう。大学に向かう道すがら、仮装して足にカンカンつないで歩く学生の行進に出くわし、大学に向かうのだろうと、後ろについていく。
14時から開くはずが閉まっているサンタクルス修道院を通り過ぎ、丘の上への有料エレベーター乗り場を探すが、こちらも故障中で休んでいた。仕方なく、大学までの坂道を登ることに。
丘の上の大学に近づくにつれ、コスプレめいた仮装集団や、正装のマント姿で野菜のカブをかじるグループなどでお祭りのような大騒ぎ。若者の熱気で蒸し暑い人込みをかいくぐって観光案内の窓口に到着すると、ここも閉まっている!地面に落ちている張り紙を拾い上げると「Cortejo da Latadaがあるので、今日は午後1時まで」。こんな重要情報、ホームページのトップに書いておいて欲しかった。いくら学生イベントがあるにしても、大学の敷地内にくらいは入れてもらいたかった。大学建物内が見学できないのは納得できても、敷地内にすら入れないのでは、建物の外観も全く見れず、丘の上からコインブラの町を一望することすらできないのだ。何のために丘のてっぺんまで登ってきたのか、中世の大学も全く拝めず、ただの徒労で終わってしまうではないか!!かわりにCortejo da Latadaをいっぱい撮ってきた。中世から続く生きた世界遺産を見学した、ということで、何とか納得する。
Cortejo da Latadaとは「どんちゃん騒ぎの行列」という意味で、新入生は赤ちゃんのようなおしゃぶりと洗面器を持たされる。おしゃぶりと洗面器のセットは、新入生の必須アイテムらしい。川まで行列して、先輩から頭に水をかけられる洗礼を受けて初めて、大学一年生として認められるということだ。どうりで、夜暗くなっても、川沿いの公園が学生でにぎわっていたわけなのだ。町は交通規制が敷かれ、救急車も待機、おかげで夜も安心して歩けた。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 1.0
- 大学へのエレベーターは故障中
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 町は大学生の若いパワーで占拠される
クチコミ投稿日:2017/10/31
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