スペイン系の世界遺産の教会
- 4.0
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
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by ゆっくさん(男性)
マカオ クチコミ:79件
セナド広場前の民政総署ビルの右側の緩やかな坂道を5分ほど昇って行くと、クリーム色の聖オーガスティン教会があります。世界遺産マカオ歴史地区の構成物30個の内の1つです。
1586年にスペイン・オーガスティン修道会による創建で、1591年に現在地に移設され、1874年に現在の建物に再建されたとのことです。クリーム色の壁と白柱の風貌が、マカオらしさを際立てています。内部もクリーム色で、柱のあるバシリカ様式です。セナド広場近くにある聖ドミンゴ教会に似ているのは、やはり同じスペイン系だからでしょうか。マカオと言えばポルトガルのイメージですが、なぜスペインの修道会かというと、ポルトガルは、14世紀末から60年ほどスペインに併合された時期があり、その時期にスペイン系の修道会も布教にやってきているのです。
祭壇には十字架を担いだ「受難のキリスト像」があります。このキリスト像をカテドラルに運ぶ「パッソスの聖体行列」という祭りが2月中旬ごろあり、マカオで最も大きなキリスト教の行事だそうです。
なお、教会前の「聖オーガスチン広場」、そして広場を囲むように建っている「ロバート ホー トン図書館」「ドン ペドロ5世劇場」「聖ヨセフ修道院および聖堂」もマカオ世界遺産の構成物です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/03/16
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