私の「ノルウェイの森」、悲しき思ひ出(コペンハーゲンからオスロまでのフェリーでの出来事)
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- 旅行時期:1988/12(約37年前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
オスロ クチコミ:1件
【SEAWAYS:DANA REGIA号というフェリー】
私がデンマークの首都:コペンハーゲンでネスカフェを飲もうと思い立ち、初めてその地に下り立ったのは、1988年12月28日の年の瀬も迫る寒い冬。
ネスカフェ(ではなかったが、地元のコーヒー)を飲むという目的を果たした後、直ぐに隣国:ノルウェイのオスロに移動した。
交通手段は、コペンハーゲンを17:00に出発し、翌日9:00にオスロに到着するという寝台フェリー。金額はDkr360(当時のレートで約7500円)....
まだバックパッカーであった私には、この北欧の物価の高さと、北欧の皆様の身長の高さには.....相当凹んでいたのを覚えている。
だって、俺より背の低い人なんて(男性も女性も若者も年寄りも.....)一人もいないじゃん~~!みたいな.....。自分が小人になった劣等感を覚えたもの。
ところで、それよりも問題は、このフェリーなんです......。
実は、夜、フェリー内のレストラン(食堂)で夕食を食べ始めている頃は、何事も無く、普通に各テーブル上で、団欒の光景が展開されているんですが....
時間が経つに従い....各テーブル上は、ビールの空缶が溢れんばかり山の様になって行くんです......要は、皆、飲み方が、底なしなんですよ....。
そして.......テーブルに空缶が乗りきらなくなる頃......それぞれのテーブルでは、酔っ払いが続出...。男性も女性も皆、立てないぐらい、べろんべろんになっているんです.....。
ほとんどがノルウェイの人達........。なんてこったぁ......という、本当に異常な光景がそこにはありました。
......で、まだ話が続きます。
外国人は、人の地に来て、そこまで醜態を晒さないので、飲みもそこそこに、自分たちのコパ―メント(一室・二段ベッドが2つの4人部屋)に早々引き上げ、眠りにつきます....。
ところが....ノルウェイ人の酔っ払いたちが、這うようにして各自の部屋に戻ってくると、今度は、先に寝ている我々に話しかけ、起こしに掛かるんです.....。
当然、各部屋では怒鳴り声が響き、「You!Sleep!」「Shut up!」「Fu...YOU!」の罵声が飛び交い.....とんでもない状況になっているんです......。
各部屋で、まともな外国人旅行者と酔っ払いノルウェイ人のケンカが始まっているんです(といっても、相手はべろんべろんなんで喧嘩にもならないのですが...でも、いつまで経っても大人しく寝ねぇし..).....。
私も二階ベッドの上で寝ていたら、夜中の2時頃、下のベッドの酔っ払いオヤジに、いきなり尻を触られ....ビックリして、飛び起きたのを覚えています......。
良く見ると、同じ部屋の全員(皆、おっさん達)の尻を撫でまくって叱られているんですよ。
......もう、この国、本当に病んでいるよ......。
今では、最も住みやすい・進んだ国とまで、言われているノルウェイですが........。
この経験が強烈に残っている私には.......
こんな統計、嘘だよ、でたらめだね........と、今でも信じる事ができません 苦笑)
.....国民性なんて、そんな簡単に変わる訳ねぇし.......
- 施設の満足度
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1.0
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 1.0
- 当時、約7500円だった
- 利便性:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/03/15
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