スペイン系の世界遺産の教会
- 4.0
- 旅行時期:2015/08(約9年前)
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by ゆっくさん(男性)
マカオ クチコミ:79件
セナド広場の奥に聖ドミニコ教会があります。世界遺産マカオ歴史地区の構成物30個の内の1つです。
メキシコのドミニコ修道会によって1587年に創建され、1828年に現在の建物に再建されました。マカオと言えばポルトガルのイメージですが、なぜメキシコの修道会かというと、ポルトガルは、14世紀末から60年ほどスペインに併合された時期があり、その時期にスペイン領メキシコからやってきたのがドミニコ会修道士(スペイン人)だったとのこと。
クリームイエローの壁と緑の窓が特徴と聞いていましたが、今回は残念ながら修復中の緑の幕しか見ることはできませんでした。内部はクリーム色と白色の祭壇で統一されており、他のマカオの世界遺産の教会に共通する雰囲気があります。バシリカ式で、祭壇以外は過剰な装飾もなく、落ち着いてた雰囲気でした。教会前の広場は、人通りが多いものの、教会に入ると人もあまり居らず、厳かでした。
祭壇にはバラの聖母と呼ばれるマリア像が祀られています。ドミンゴ会がマリアに捧げる「ロザリオの祈り」を普及させたからだそうです。
また、2階、3階が無料の展示室となっています。17~19世紀のキリスト教関連の彫像やら宗教画やら衣装やらが300点ほど並んでいます。思いのほか、いろいろなものがあり、怖い雰囲気のもありますが、一見の価値ありです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/03/14
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