民族と宗教の争いに翻弄され続けた教会
- 4.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by birdieさん(男性)
プリズレン クチコミ:6件
11世紀に建造され、いったん破壊された後、14世紀初頭に再建されたセルビア正教会の教会です。「コソヴォの中世建造物群」の一つとして世界遺産に登録されていますが、コソヴォ紛争で深刻な打撃を受け、危機遺産にも指定されています。
教会の周りは鉄柵と有刺鉄線が厳重に張りめぐらされていました。壁には弾痕なのか、無数の穴が空いているように見えました。そのような外観からも、内部は相当荒廃しているのではと想像されます。
入場するには少し離れた聖ゲオルゲ教会で鍵を借りる必要があるとのことですが、そこまではと思い、外観の見学だけに止めました。
オスマン朝時代にはイスラム教のモスクにも転用されていたそうです。まさに民族と宗教の争いに翻弄され続けた教会と言えそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2016/12/16
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