二千年の時を超えて
- 4.5
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by sanaboさん(女性)
セゴビア クチコミ:11件
ローマ帝国時代にセゴビアの都市整備の一環として建設されました。 建設時期は1世紀頃と考えられていますが、正確な年代は不明なのだそうです。
グアダラマ山麓から始まる水道橋の全長はかつて15キロ近くあり(現在は800mほどが残るのみ)、わずかな高低差を利用し19世紀まで実際にセゴビアへ水が運ばれていました。 橋上部にある溝を通った水は、舗装された敷石の下を通りながら町を横断し、アルカサルまで届けられていたそうです。
高さ29.5mを誇る水道橋は、セメントなどを一切使用せず、グアダラマの花崗岩を力の均衡だけで組み合わせ造られています。
二千年の時を経た今なお、美しい姿を残しています。
(長い間、ほとんど修理・修復を必要としませんでしたが、1072年にイスラム教徒の襲撃を受け36のアーチがダメージを受け、15世紀に修復されています)
水道橋脇の(アソゲホ広場側)階段を上り、水道橋と同じ高さの目線で眺める景色もお勧めです。
夜、町の明かりに浮かび上がる雄姿も美しく、お時間のある方は一泊してみる価値があります。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/11/14
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