歴史の証
- 4.0
- 旅行時期:2016/07(約8年前)
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by T04さん(男性)
ペナン島 クチコミ:38件
海岸沿いの道を散策中に何やら門を見つけました。入口にはマレー語と中国語で書かれた表示がありましたが内容は理解できず。ただ“紅毛”という文字があることから、ポルトガルやスペインに遅れて海外進出を始めたプロテスタント強国のことを示していることは分かりました。とりあえず樹木に覆われた広場のような場所に入ると、小道が続いています。広場中央部には要塞のように石が積まれており、まるで蘇我馬子の石舞台古墳のようでしたが、やはりお墓でした。おそらく東インド会社の幹部やイギリス軍将校など名のあるお方の墓なのでしょう、墓標には生前の肩書や死亡時の年齢などが刻まれていたりします。その周りには石版や十字架を模った墓標の一般的なお墓や、中国人のお墓も並んでいました。突き当りには「1786年に東インド会社によって建てられた最初の社会事業組織によるこの墓地は、100年以上にわたって使用されたが、新しい墓地はウエスタン通りに開かれた…」などと案内板にありました。この墓地はすでに使用されなくなっているようで、墓地や墓石などはかなり風化が激しいものもありますが、墓守のオジサンが掃除をしており、荒れてるほどではありません。ペナンの真実の歴史の一端を見ることができて良かったと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- 実はペナン散策途中、歩く方向を間違えて偶然に辿り着いた場所で、歴史地区の外れ辺りです
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 何かの祭式がなければ、混むことはないと思います
- 展示内容:
- 5.0
- 教科書で習った歴史、その証にふれられて良かったですし、その立派な墓石にも驚かされました
クチコミ投稿日:2016/09/11
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