北ボルネオ鉄道 North Borneo Railway

鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

鉄道マニアにはたまらない贅沢な時間

4.5
旅行時期：2014/07（約10年前）

by たまむさん（女性）

コタキナバルクチコミ：4件

2014年7月に3歳の息子と夫婦3人で利用しました。運営するステラハーバーリゾートに宿泊予定だったので、初めは現地で申し込みでもいいかなと思っていたのですが、いくつかのサイトで、けっこう人気なので早めに予約した方がいいとあり、1か月ほど前にベルトラで予約して臨みました。ベルトラでも、ステラハーバーリゾート宿泊者は別料金が設定されていました。
（ちなみに、2016年8月現在で、通常が380MYR、ステラハーバーリゾート宿泊者が350MYRでした。日本円にして1人750円程違うので、北ボルネオ鉄道目当てで、ホテルを後から決める方がいるのなら、ステラハーバーリゾートは前向きに検討したいところですね）

当日、まずは送迎バスで時間通りにホテルを出発し、いくつかのホテルを経由しながら、始発駅のタンジュンアル駅到着。「きっとオリエント急行ってこんな感じなんだろうなぁ」と思えるような、高級感の漂う車内、4人掛けのボックスシートはほとんど埋まっていたので、事前予約は正解でした。

出発するとまもなく、見覚えのあるステラのパンとコーヒーがサーブされ、それを口にしながらのどかな車窓を眺めます。ローカルな集落やマングローブの森など、コタキナバルの街中では出会えない南国らしい風景が続きます。主要駅を通るごとに、車掌さんらしき方が、乗車時に渡して下さった乗車パスポートにスタンプを押してくれます。これは、スタンプ好き男子にはたまりません。

終点のパパール駅では1時間ほどの自由時間があり、近くのマーケット散策に行けるのですが、鉄の父と子鉄の息子は、ターンテーブルを使った方向転換に夢中。他にも、各国の鉄道マニアの方々が歓声を上げながら見学してました。まぁ、私としても、鉄道博物館以外でそれを見るのは初めてなわけで、興味深いは興味深いのですが、町歩きの方が・・・

そういう事情で、マーケットまで行く時間はなく、近くのローカルな公園で一遊びし、また機関車に乗り込みます。

すでにテーブルに四段重ねの、かわいい鉄製のお弁当が並べられていました。母的にはこれが一番の楽しみ！でも、朝のパンの後、結局は座りっぱなしでほとんど動いていないので、残念ながらあまりお腹はすいていません。ホテルメイドなので、せっかくならば、午前中のパンは控えて、お昼に臨むことをお勧めします。

他にも、乗車証明書や記念グッズ販売もあり、鉄道好きにはたまらない（というか、全体的に日本が監修するかアドバイスをしたんじゃないかと思うくらい、日本的な）演出&サービスで、安いアクティビティではありませんが、金額的にも納得のいくものでした。