目立たない教会
- 3.5
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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by Keiさん(男性)
フィレンツェ クチコミ:99件
フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅の方からドゥオモを目指すとメイン通りのパンツァーニ通りを通ることになりますが、パンツァーニ通りからデ・チェッレタニ通りに変わる所にあるのがサンタ・マリア・マッジョーレ教会です。
通りが変わって丁度ドゥオモのクーポラが見えるようになる為、観光客はそちらに目が行ってしまい、地味な外観もあってサンタ・マリア・マッジョーレ教会の方には目が行かないようです。
現在の建物は13~14世紀のゴシック様式で堂内の角柱にもマリオット・ディ・ナルドらの描いた14世紀末のフレスコ画があちこちに描かれています。
長方形プランのバジリカ型で主祭壇の左側礼拝堂に古い「聖母子」の板絵があるのですが、作者はコッポ・ディ・マルコヴァルドと言われています。
盛り上がった聖母子の聖母と幼子イエスの頭部から、絹の袋に入った聖遺物が発見されたそうです。コッポ・ディ・マルコヴァルドの「聖母子」がある礼拝堂の右奥には一本の柱が立っていますが、これはダンテ・アリギエーリの師匠の墓です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2016/08/05
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