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オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 施設情報・クチコミに戻る

訪れてよかった。未来につながる悲しい遺産。

  • 4.5
  • 旅行時期:2016/02(約8年前)
旅野良猫さん

by 旅野良猫さん(女性)

アウシュビッツ クチコミ:1件

私は売店でガイドブックを購入し、ガイドをつけず個人で敷地内を見学しました。
一人で行ってみて、観るだけで心を打たれる展示ばかりだし、強制収容所を歩いて体験した価値は充分ありましたが、せっかくならやはりアウシュビッツ唯一の日本人ガイドの中谷剛さんにガイドしていただきたかったな、と改めて思いました。中谷さんに問い合わせたところ、ガイドの予定が詰まっていて日程が合わなかったので、これから訪問のご予定の方は、早めにお問合せされるとよいと思います。
他にも英語ガイドの通訳で日本人の方がついている日本人の団体ツアーもお見かけしましたので、詳細な説明をご希望ならそのようなツアーに参加するのもよいかと思います。

私は往復クラクフのバスターミナルから出るバスを利用しました。前日にチケットは買っておきましたが、運転手さんからも直接買えます。ミニバスの路線バスで、途中も乗客が乗り降りし、博物館が終点というわけではないので、運転手さんに「オシフィエンチムミュージアムまで」と言っておくと降りるときに教えてくれるので安心です。朝8:20ころ出発のバスだったと思いますが、最初は乗客3~4人でした。
バス停からは徒歩5分かかりません。

入場口に行くと大きなバッグは持ち込み禁止とのことで、お向かいの荷物預かり所に預けて身軽になってから列に並びました。
英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、どこの国かわからない言語、いろいろな言語の観光客が並んでいます。学生さんの団体が多かったです。
まず荷物検査とボディチェックの金属探知ゲートをくぐります。空港に入るときのようなチェックの厳しさに驚きました。
そのあと受付窓口があり、そこで各言語のガイドに申し込みができます。私はガイドなしなので入場は無料なのですが受付をしてもらい、入場の改札口で必要なバーコードのついたレシートをそこで出してもらいます。

ガイドブックなどで見覚えのある煉瓦の建物が並ぶ敷地内。各建物は元収容棟で今は展示室になっています。
膨大な数の名前、写真、眼鏡、ホーロー製品、髪の毛、靴、カバンなど、一つ一つに喜びや悲しみや希望があったそれぞれの人生に寄り添っていたものたち。展示の写真は見たことはあっても目の当たりにするとその存在に圧倒されます。
死の壁、絞首台、ガス室、焼却炉、展示を見て歩きながら、なぜ?という気持ちがますます強まります。

毎年オシフィエンチムを訪れる観光客は増え続けているそう。日本人ももっともっと、特にこれからの日本を担う若い人たちに訪れてほしい場所です。

私は「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル著)を読んだのが今回の旅行のきっかけとなりました。
日本人ガイド中谷さんの「アウシュビッツ博物館案内」は帰国後に読みましたが、こちらも事前に読まれていくとよいと思います。

世界では今も戦争が続いています。一人ひとりできることは小さくても、世界で人権を守り飢餓や貧困がなくなるよう、国際社会で声を上げていかねばならないと改めて思いました。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
半日
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
3.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2016/03/22

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