13時間かけてパリからバルセロナへ
- 4.5
- 旅行時期:2013/03(約11年前)
-
by おけいはんさん(男性)
グラナダ クチコミ:1件
パリからバルセロナまで乗車しました。パリを夜20時過ぎに出発しバルセロナに午前10時過ぎに到着するというスケジュールで、TGVなら6時間程度で到着しる距離を13時間かけて走ります。列車名には、スペイン出身の画家「ジョアン・ミロ」の名前がつけられています。フランス国鉄SNCFとスペイン国鉄Renfeが共同で運行していますが、スペインで開発されたTalgo客車が使用されています。この車両は軌道幅が異なるスペイン国鉄が、欧州諸国との国際列車を運行するため、自動的に規間を変換できるように開発されたもので、間接構造で車両と車両の連接部に車輪のある特殊な車両です。一両分の車体の長さが短く、背の低い車両で、日本の鉄道車両では味わえないような乗り心地です。「プレフェレンテ」という一等車と「トゥリスタ」という二等車、座席車、カフェテリアを連結しており、出発前に車掌がやってきて、パスポートとチケットのチェックをします。夜走るので車窓はあまり面白くありませんが、欧州での寝台特急の旅は飛行機やTGVでは味わえない旅愁を感じられますし、ホテル一泊分と移動時間を浮くのも魅力だと思います。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 利便性:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/02/23
いいね!:0票