現政権の歴史観を知る事ができる
- 3.0
- 旅行時期:2015/12(約10年前)
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by アジアっ子さん(男性)
ビエンチャン クチコミ:7件
2015年12月下旬。ビエンチャンの国立博物館に行った。どうも展示内容も建物の管理も疎かにされている感じだ。建物は2階建てで立派に見えるが。展示の流れは大まかに、古代→クメール時代→ランサーン王国時代→フランス植民地時代→自由ラオス解放運動時代→内戦時代→現人民民主共和国成立→現代の政府の取り組み、となっている。クメール時代でも仏像などが数体置いてあるだけで、展示品の数も内容も圧倒的に少なく、もっと豊かな歴史と文化があると思うのだが。スペース的にはフランス植民地時代以降に重点を置いているが、内容はフランスの過酷な統治、それに抵抗し独立を目指す革命勢力の見事な活躍が描かれる。レーニン像、マルクス写真も展示され、そして革命の英雄たち。確かに革命に邁進する兵士像などは今では貴重な展示物だろう。それにしても、建物は老巧化し、木の床は抜ける危険があり、扇風機の空調は展示物にとってどうなのか。国立博物館前の立派な文化会館と比較すると、文化政策にちょっと疑問が湧いてくる。現在の政権の歴史観をしるためには有効。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 2.0
クチコミ投稿日:2016/01/29
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