フッティルーテン (ノルウェー沿岸急行船) hurtigruten

船系

白夜とフイヨルドを求めて沿岸急行船の旅

5.0
旅行時期：2014/06（約12年前）

by kirstiNorgeさん（非公開）

トロムソクチコミ：6件

1.感想
何せ天候を味方に付ければ素晴らしい旅となる。
天候が晴れであれば、フィヨルド、島々、山々と雪、美しい小さな村々、青い海、いつまでも沈まない太陽を眺めることができる。
2.経緯
45年ぶりのオスロ在住友人への訪問に際して、私はボードーからトロンハイムを経てオスロに鉄道で入る案を提示したら、友人の意見は
そのような森と岩ばかり眺めているルートよりは、ボードーからベルゲンまでは沿岸急行船、ベルゲンからは鉄道、バスと鉄道でフイヨルドを見てからオスロに入るように提案され、それに従ったものである。
3.予定
dep 13 June 2014 04:15 Bodo
arr !6 June 2014 14:30 Bergen
Ship name Vesteralen
4.イベント
13 June 2014 09:30-09:45 北極圏を越える祭りあり。皆でよく判らない物　液体をスプーンで飲み　そのスプーンを記念としてもらった。
スプーンには I did the Arctic , hunting light , HURTIGRUTEN と記してある。実際は今は夏であり、hunting lightはオーロラの季節向けの記載か。
5.船内設備
a 救命艇　救命胴衣　冬季厳寒時対応
避難時の方法と手段を乗船後直ちに調査。
Eデッキ中央に映画『キャプテン・フィリップス』（Captain Phillips）と同一の型エンジン付救命艇2隻　
20人乗り救命筏9隻
左舷右舷に同一の配置　収容可能人員は片側だけで約200人
非常時にはＥデッキで各艇に乗船してからクレーンで下ろす。
救命胴衣は、顔を除く全身を覆う繋ぎの服を着て、服に空気を入れる。次に救命胴衣を付ける。冬季の海中での体温低下を防ぐためであろうか。　
b 喫煙所
Eデッキ中央出口付近　左右にあり、着岸時は右舷のみ利用可能　
但し多く乗船客はデッキの上でそこいら中で吸っている。
私の部屋のバスルームの石鹸置きステンレス製には灰皿として使った痕跡あり。
c 船内売店
あらゆる日用品がそろっている。
おすすめは年内再利用可能、一回購入すれば何回コーヒーを飲んでも無料のコーヒーカップ。
ここで絵葉書を買い日本に発送する。スタンプはこの船専用日付印。
孫4人に発送。孫は生まれて、初めて手紙をもらい喜んだとのことである。
孫には、後で、どこに行ったのか地球儀を買って説明した。ハガキと切手代より地球儀のほうが高くついた。
フッティルーテンは単なるフェリーではなく、郵便船でもあり、マストにはノルウェー郵便の旗が掲げられている。
d　レストラン
最上部中央部にある。進行方向は窓はない。左右のみ窓がある。
e　WIFi無料
船室内ではWIFI弱く、展望室が最も強い。最上部船外デッキではWIFI弱い。GPS+WIFIで現在位置の測定は困難。
f　船室
海側船室予約。ベッドは二段式ベッドとしても利用可能。
g　前部後部展望室
前部は、操舵室の真下にある。展望室を取り巻くように通路、デッキがあり、外の通路に出ると進行方向がよく見える。
h　後部デッキ　サンルーム
天気が良ければ、暖かい。
i　階段展示
現国王夫妻写真展示。
6.予約
日本国内で3食付を予約した。旅行会社の情報では、Vesteralenは最も小さく、最も古い船である旨、忠告を受けたが、波が静かだったせいか、乗り心地はよかった。
7.乗船
旅行会社の情報では、乗船港のボードーでは、船を待つための施設がないので、天候が悪いときには、ずぷ濡れになると聞いていたが、待合室が用意されており、何も問題なし。
8.食事と席
朝食、昼食とも自由席。夕食は初日は指定された。夕食2日目は自由席。