“石の説教”といった別名を持つ、マカオのシンボルである。
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- 旅行時期:2008/11(約17年前)
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by jijidarumaさん(男性)
マカオ クチコミ:1件
1999年までポルトガルの植民地であったマカオは、中国大陸のヨーロッパ諸国の植民地の中ではもっとも古く、域内に植民地時代の遺構が数多く点在する。
このため、2005年7月15日に、マカオの8つの広場と22の歴史的建造物が『マカオ歴史地区』という名前で世界文化遺産に登録された。
小高い丘にそびえ立つ世界遺産である聖ポール天主堂の姿はまさに荘厳で、完成当時は「ローマ以東でもっとも傑出した教会」と称されたほど・・。
1602年から1640年にかけ、東洋進出の先兵役を務めたイエズス会修道士たちが、旧要塞のモンテの砦を築き、同時期に聖母教会(聖ポール教会)が建築され、建設には中国人、日本人キリスト教徒(長崎の日本人キリスト教徒が徳川幕府の鎖国によって日本の外に締め出された。)達が携わったと云う。
聖ポール天主堂は1835年に火事にあって、現在の様な壁一枚の姿・・・教会の前面だけが残る石造りのファサード(正面壁)だけになったそうである。
“石の説教”といった別名を持つ、マカオのシンボルである。
長崎の日本人キリスト教徒を鎖国によって日本の外に締め出した家康は悪魔の化身として、その姿が壁に刻まれている。確かにその姿が見えた。
天主堂は青い空の中に立っています。堂の周辺は観光客だらけで、落ち着いて写真も撮れません。
XXX
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/11/17
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