「氷の国」アイスランドを象徴する絶景
- 5.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by 実結樹さん(女性)
その他の都市 クチコミ:3件
現地日本人ガイドさんが、「親戚や友人などがアイスランドに来たなら、先ず最初に連れて来る」と言っていました。
まさにアイスランドを体感できる絶景が拡がっています。
ここはヴァトナヨークトル氷河の最南部にある氷河湖です。
深さは200mほど。氷河の融解により毎年規模が大きくなっており、今では摩周湖くらいの大きさだそうです。
だから船着場は特に無く水陸両用車でクルーズツアーに船出します。
15分刻みで予約が入り、25人単位で乗り込みます。
オレンジ色の救命胴衣を全員着用しますが(少し臭いました…)
屋根はないので、約40分のクルーズの間、雨ではチョッと困ると心配しました。
この時ばかりは「どうか晴れて下さい!」と祈るような気持ちでしたが、アイスランドの移り気な天気も見事に味方してくれました。
遠くの山まで綺麗に望め、浮かんでいる氷山のアイスブルーも目に鮮やかでした。
「氷山の一角」とはよく言いますが、水面に現れているのは全体の10分の1程度だとか。
それでも凄い迫力で壮観な眺めが続きます。
私はお目にかかれなかったのですがアザラシも時には顔を出すとか。
氷山に接触しないようにクルーズ船の操縦士はGPSを駆使した運転をするそうです。
ノリのいいスペイン人のクルーが英語でのガイドをします。
途中で、採取した氷河をアイスピックで割り希望者に試食をさせてくれます。
用意のいい人はウイスキーの小瓶と紙コップを予め持ち込んでいます。
どうせなら氷だけを頬張るのではなく、数千年も前にできたアイスでオンザロックといきたいではありませんか!
お酒好きの方、準備をお忘れなく。
氷山本来の青白く透き通った透明感にも感動する反面、黒々と汚れたように見える氷山も混在しています。
これは火山灰であったり、氷舌が氷河の脇の火山岩を削った時の砕片が表面に付着して黒くなったものだそうです。
火山と氷河の国=アイスランドらしい光景です。
また、湖からは長さ1.5?というアイスランドで一番短いヨークルスアゥ川が海に注いでおり、湖から押し出された氷河が逆に海岸に山のように打ち寄せられている光景も圧巻です。
ここでは間近で氷河に触れる事も出来るので小さい塊をオンザロック用にホテルまで持ち帰った人も居ました。
アイスランドに来ても南西部のゴールデンサークルやブルーラグーンだけで終わってしまい、なかなかここまで来るのは大変ですが、「氷の国」アイスランドを実感できる一押しスポットです。是非、行ってみて下さい。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 2.0
- 遠いです。通常のアイスランドツアーでは大抵組み込まれていません。
- スリル:
- 3.0
- スリル感はありません
- 施設の快適度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/10/13
いいね!:3票
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