香川県生の書家・漢学者、「長尾雨山」が12年間生活をした長屋住宅は今も健在。
- 4.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by 中国の風景さん(男性)
上海 クチコミ:1241件
柳林小区は四川北路の横浜橋北側にあり、四川北路沿いに東一門の租界時代は赫林里、ヘレンテラスと東二門の麦豊里、マグノリアテラスがあり、現在は合わせて柳林小区と呼ばれています。門を入ると赤煉瓦造りでアーチ型の門、アーチ型の窓が並ぶ美しく長い〜長い二階建ての長屋住宅があります。建物の前には緑一杯の庭がある花園住宅に成っていて、通路の幅も他の石庫門住宅より広いのでゆとりのある空間が生まれています。これだけの住宅群でありながら上海優秀歴史建築にも、上海文物保護単位にも認定されていません。認定されていないので売買が自由なのか二手(中古)住宅として不動産業界では大変な人気です。租界時代の建物は投資の対象にもなっています。
香川県生の書家・漢学者、「長尾雨山」さんの紹介の一部に出てる。明治32年に東京高等師範学校教授に転じ、東京帝国大学文科大学でも講師を努めた。明治35年に職を辞し上海に移住、上海商務印書館編訳部に入って編訳事業を主宰し、革命前の中国初・中等教科書の編纂に従事した。この間に鄭孝胥、呉昌碩、羅振玉らの学者文人と交遊をひろめた。雨山は上海の柳林小区という小区に12年いた。ここは緑も多く、通路も広く、2階建てのレンガ造りの長屋も雰囲気があり、風格のある小区だった。解放前は、赫林里と言っていたようで、当時は、それなりの地位のある人たちが住んでいたと思われる。
文物 創造社出版部旧址 四川北路1811弄41号 西湖飯店の後。
歴ガ マグノリアテラス 四川北路1811弄27-28号。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄四川北路駅、バス停横浜橋。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
- 日本租界時代と変わらない。
クチコミ投稿日:2015/10/13
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