駆け落ちしたフィリッポ・リッピ
- 5.0
- 旅行時期:2015/09(約10年前)
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by Keiさん(男性)
フィレンツェ クチコミ:99件
司教座が置かれて大聖堂になったのは1653年。鐘楼は更に古く1200~1306年に建設されました。プラート特産の緑色の大理石使用。バルコニーが珍しい(説教壇)は「聖なる腰帯の説教壇」と呼ばれています。ドナテッロとミケロッツィの共同作品ですが、外にある説教壇はレプリカで本物は隣接する大聖堂付属美術館にあります。
内部は三廊式で主祭壇後陣にはフィリッポ・リッピのフレスコ画があります。その中でもなんといっても有名なのが「ヘロデの宴」だと思います。リッピはプラートにいる時に聖職者でありながら修道女と駆け落ちしてしまいますが、この場面の踊るサロメは駆け落ちした修道女(ルクレツィア)だと言われています。
リッピやパオロ・ウッチェロ等の礼拝堂含めた合唱隊席部分は有料(3ユーロ)で拝観できます。2年位前にも訪れましたが、今回は撮影が可能となっていました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2015/10/11
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