同じイスラム装飾でも、此処まで異なるとは…
- 5.0
- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by ウェンディさん(女性)
グラナダ クチコミ:46件
アルハンブラ宮殿の中にあるナスル朝宮殿。
ナスル朝宮殿の建物内には様々なアラベスク模様があり、その美しいイスラム美術の装飾美を惜しげなく見せてくれている。
中でも、これでもか!と思わせてくれる壁装飾は、メスアール宮の最後にある“メスアールの中庭”にあるファザードだ。
ファザードは下層に出入口がありその周りをアラビックタイルで覆ってあり、上層部には一面のアラベスク模様の装飾が彫り込まれている。
アラベスク模様と云うと中東のイスラム寺院などが有名だが、アルハンブラに残されたアラベスク模様は中東のモノとは一線を画すもの。
基本のモチーフは植物や花と中東もアルハンブラも同じなのだが、アルハンブラのメスアール宮のアラベスク模様はものすごく緻密で繊細だ。
そして、馬蹄形の窓に嵌め込まれたレース状の木彫りの目隠しも、芸術作品の域だ。
メスアール宮の先にはコマレス宮のアラヤネスの中庭が待っているので気がせいてしまいがちだが、ファザードの前で一度立ち止まり、その美しさを実感して欲しい。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- ナスル朝宮殿の中
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 比較的空いてるかも
- 展示内容:
- 5.0
- 中庭のファザードは必見!
クチコミ投稿日:2015/10/09
いいね!:3票
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