600年前の血痕が今なお残る呪われた部屋
- 5.0
- 旅行時期:2015/07(約11年前)
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by ウェンディさん(女性)
グラナダ クチコミ:46件
アルハンブラ宮殿のナサリーエス宮(ナサル朝宮殿)の最深部にあるライオン宮にはアベンセラヘスの間と呼ばれる部屋がある。
この部屋は天井が高く、その天井装飾はモカラベ装飾と呼ばれている。
石膏細工の9種類のパーツを約8000個の用いて作られた蜂の巣状の天井は16角の☆型をしていて、その美しさは比類ない。
観光客は皆が上を見上げ、その美しさにため息をつく場所だ。
しかし、此処の部屋が有名なのは美しい天井だけがその理由ではない。
此処は600年前に惨劇が起きた場所としても知られている。
その惨劇とは、姦通罪(冤罪だったのだが…)による36名の命が失われた虐殺事件。
事の発端は、王宮の権力争いだった。
15世紀ごろのアルハンブラ宮殿ではアベンセラヘス家とセネーテ家が二大勢力として権力の中枢部に君臨していた。
セネーテ家は何とか相手方を陥れようと考え、アベンセラヘス家の一族の者と王の寵姫の不倫の嘘をでっち上げ、王に密告した。
怒り狂った王はアベンセラヘス家の成人男子36名をライオン宮に呼び、誰が当人かと尋ねたが、濡れ衣ゆえに該当者はいない。
誰も名乗り出ないことに怒った王は、36名全員の首を斬首した。
アベンセラヘスの間の中央部にある水盤には36名の首を刎ねた時の血が溜まり、その血は水路を流れ、ライオン宮の水路全体が赤く染まったという。
そして、濡れ衣の罪を着せられたアベンセラヘス家の一族の呪いは、消えない血のしみとなって、600年を経た現代でも水盤(写真参照)に残っている。
そんな言い伝えが残されている部屋だ。
(この血痕については近年にその成分が分析され、本物かどうかの鑑定は既に終了している。気になる方は、検索してみて♪)
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- アルハンブラ宮殿の一番の見どころ
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- これだけのものを見せてもらえるのなら、高くはない
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 激混みです
- 展示内容:
- 5.0
- 行って後悔はしません
クチコミ投稿日:2015/10/09
いいね!:3票
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