日本の鐘淵紡績(カネボウ)工場の幹部用に建築した住宅はそのまま住民が住み続けています。
- 4.0
- 旅行時期:2015/07(約11年前)
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by 中国の風景さん(男性)
上海 クチコミ:1241件
1937年には楊樹浦路一帯には300余の各工場があり、多くの労働者も集まった。その中でも日本の綿紡績工場は目だった存在でした。日本の綿紡績工場の幹部用に住宅も建築いたしました。この許昌路の紡三小区住宅は2008年消滅した鐘淵紡績、後のカネボウの公大社宅でした。終戦後工場は無くなりましたが住宅はそのまま住民が住み続けています。上海優秀歴史建築に認定され保護されていますので綺麗な住宅群です。鐘紡の全盛時代の名残りです。
上海優秀歴史建築
楊浦区許昌路277号、 第4回、住宅、紡三小区、鐘紡の公大社宅
参考資料
鐘淵紡績株式会社(1887年5月6日に東京綿商社として設立し、1893年に鐘淵紡績に社名変更)と鐘淵実業株式会社との新設合併により設立。1946年5月に「鐘淵紡績株式会社」に商号変更、1971年12月に「鐘紡株式会社」に商号変更、2001年1月に「カネボウ株式会社」に商号変更。2007年6月30日に解散決議をし、同時に清算会社として「海岸ベルマネジメント株式会社」に商号変更。2008年11月11日、トリニティ・インベストメント株式会社に清算目的で吸収合併されて消滅。カネボウ化粧品は花王グループに移る。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄12号線開通。
- 景観:
- 4.0
- 租界時代に造った日本の住宅が健在です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/09/30
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