気分はマリー・アントワネット
- 5.0
- 旅行時期:2011/05(約15年前)
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by ivankaさん(女性)
ヴェルサイユ クチコミ:2件
5月、日本はゴールデンウィークのタイミングでした。
運良く、晴天&気温は30度近くまで上がり、この上ない「観光日和」とはこの日の事を言うのだと思いました。そんな訳で、ベルサイユ宮殿は人だらけ・・・・。
鏡の間で「マリー・アントワネット気分に浸る」つもりが、物凄く混んでいたので、「革命の日(市民が宮殿に雪崩れ込んだ)」な感じでした。チョット虚しい・・・・
そんな「市民」な感じではありましたが、お天気が良かったので、鏡の間の窓がアチコチ開けられ、その窓からは権力の象徴であった派手な噴水が見えて、マリー・アントワネットも同じ景色を眺めたのだと思うと、チョット不思議な気持ちになりました。
ただそのぉ・・・あまりの豪華絢爛さ…と言うよりは、豪遊ぶりに、市民が怒って革命が起きても不思議ではない気もしました。日本の尊敬されていたお殿様って、藩の財政安定とか教育等に尽力していて、自身の贅沢には厳しかった印象があるので、ベルサイユ宮殿の金ピカぶりを観てしまうと、市民の気持ちが解る気がしました。
ミュージアムパスでは本宮殿、プチトリアノン、大トリアノンに入れますが、何故か途中にある庭園は別料金・・・・。その庭園は高いのを承知で、ゴルフカート借りました。ゴルフカートは決まったルートしか走行できないのですが、夫(というか、ナビのわたくしの指示が悪かったらしく)道を間違える・・・・。安全上、ゴルフカートはあまりスピードが出ません。プチ・トリアノン、大トリアノンまで歩くとなると、かなりきついです。トラムも走っていますが、満員だと乗れないらしいです。
プチトリアノンはマリー・アントワネットの少女っぽさで飾られた、可愛い居住所。その奥にある大トリアノンはルイ14世の愛人の住まいだそうですが、そーれーがー・・・広い。全然、コソコソ感が無いです。チョット笑えました。
そのプチトリアノンにはアンジェリーナも併設されていて、お天気の良い時季はお庭も綺麗で、マリーアントワネットが愛した薔薇がアチコチで咲いているのを観る事が出来ます。正に!ローズ・デ・マイ(5月の薔薇)という言葉通りの美しさです。
とてもお天気が良かったので、地元のパリっ子達は庭園の噴水や大運河の傍でピクニック。大運河にはボートもありました。夫と「途中で力尽きたら嫌だね・・・」と思ってしまいましたが、いかにもパリ郊外の休日という感じでした。
でも・・・昔の建物はとにかく日陰ってモノが無いんですわ。
このような暑い日は涼む場所が無いので、ベルサイユ宮殿と庭園に1日いると、本当に疲れます。1日仕事とはこの場所の事を言うんだと思います。
その疲れ切った身体を引きずって、パリまで戻った時は本当に「疲労困憊」でした。
ベルサイユ宮殿と庭を堪能するつもりであれば、翌日は「軽いメニュー」をお勧めします。
ちなみに、夫は昔11月にベルサイユ宮殿と庭園に行った事があるそうで、寒いので庭には誰もおらず、木は葉が落ちているのでハゲだったり・・・と、虚しい風景だったそうです。
その分空いていたのだとは思いますが、やはりお勧めは初夏ですね。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.5
- 個人で行くと、遠くはないけれど近くも無い
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- ミュージアムパス利用だったので◎
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 混んでいました。。。。ただし、コレは時期によりけり
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/09/10
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