モダンJAZZの名盤が数多くLIVEレコーディングされた老舗クラブで心ゆくまでジャズを聴いてください
- 4.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by あの街からさん(男性)
ニューヨーク クチコミ:16件
セキュリティスタッフの立つ赤い扉から地下に降りると
そこに伝説のヴィレッジ・ヴァンガードが在ります。
うなぎの寝床状態の店の両側の壁には
セロニアス・モンク、クリフード・ブラウン
などモダンジャズの巨人たちの写真がずらりと掲げてあります。
モダンジャズの巨人の1人ソニー・ロリンズの
「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」は
ヴィレッジ・ヴァンガードとして初のライブ録音で
ソニー・ロリンズ(ts)としても初のライブ録音。
テナーサックス、ベース、ドラムというシンプルな編成。
これが評判を呼び、モダンジャズの名盤となりました。
以来、ジョン・コルトレーンの
「ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」
やピアノ奏者ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」
「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」
等多くの名盤をこのステージから輩出し
モダンジャズ伝説のJazzクラブとなりました。
ヴィレッジ・ヴァンガードの
予約料金(席料ミュージックチャージ)は
2人分で手数料込み68ドル(8.500円程)
ワン・ドリンクミニマム
☆1人1杯の飲み物をオーダーしてね。
ということになっています。
ステージに手が届きそうな中央のベストシート。ラッキーです。
この店はワンドリンクだけでフードは置いてありません。
快く音楽に集中してもらおうと店の配慮なのだろうと思われます。
そうした配慮は演奏者・1アーチストが1週間連続して
ステージに立つシステムにもうかがえます。
唯一例外なのが、毎週月曜日専属のビッグバンド
「ヴィレッジ・ヴァンガードオーケストラ」の公演なのです。
本格的なJAZZのビックバンドの公演を
ニューヨークで聴く機会はタイミングが
合わないとそうそうありませんから
月曜日の公演は早くからSOLD OUTとなります。
2009年グラミー賞を受賞したその演奏は高く評価されています。
左横にはスタンウェイ&サンズのピアノが。
まさかぁなぁ
ビル・エヴァンスの弾いていたピアノではないよなぁ。
と思いながらも何故かワクワクします。
演奏が始まると写真は撮れませんから
(動画・フラッシュは禁)
観客席ではチューニング中だけ
パチリ!パチリ!と写し合っています。
☆これは、当日出演する演奏者によっても
対応は違ってくるそうです。
あっという間のショータイム
終演は21:50分。
2回目のお客さんの長い列が続いていました。
やはり、予約は必須です。
- 施設の満足度
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4.5
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 地下鉄の駅から徒歩15分ほどですが、慣れないと分かりづらいのでタクシーで行くのが良いかなぁとも思います。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 世界最高のJAZZ環境の中で聴けるのですからこの料金ならGood
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の快適度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/08/08
いいね!:4票
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