カウラの日本庭園、次の時代にどう向かうか?
- 3.5
- 旅行時期:2015/07(約11年前)
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by Holisunさん(男性)
カウラ クチコミ:1件
オーストラリアで最大の日本庭園、いや、諸外国にある日本庭園の中でも最大の日本庭園だが、この公園は日本政府がオーストラリアへの贈り物として建設を開始したが、あいにくの干ばつで苦しむ中、東京都が中心になり、作り上げたものです。
カウラ市には連合軍の捕虜終了所があり、南方戦線で捉えられた日本人捕虜が分散して収容されている中(ブルームやヘイと言った他の捕虜収容所もあり)カウラは内陸部であり、近くに陸軍の訓練所があったために設置された経緯を持つ。
その捕虜収容所ではあの有名なカウラ大脱走事件があり、後に石田純一主演で「カウラ大脱走(Cowra Break out)」と言う映画になっている。
当時の日本兵は捕虜になることは恥じるべきこと、一方ヨーロッパでは「英雄」の違いが事件を起こす原因となったのだ。
ちなみに将棋では取った相手の駒を使えますが、チェスでは使えません。 こうした一見同じようンアゲームでもその底流には文化の違いが流れているのです。
造園設計師:中島健氏が作り上げた日本庭園はその後年に2回は市が訪れて整備指導をしてきたから日本庭園の面目を守っていたが、その後、中島健氏が故人造園指導者がいなくなるといつの間にかとなり、日本庭園風ブリティッシュガーデンになってしまった。
私はこのカウラ市に24年間住み、果樹園を営んでいたが、何人もの日本人造園家を送り込んで現地のガーデナーと一緒に庭園を守るようお世話もしたが、私が帰国した後どうなっているか?心配している。
どなたか現地入りし、日本庭園を次の世紀にも通じるものとして再生してほしい。カウラ訪問をぜひ薦めます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 展示内容:
- 2.5
クチコミ投稿日:2015/07/24
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