宛平城 Wanpingcheng

城・宮殿

今年は戦争の勝利７０周年で、宛平城を保護し、周辺の環境を整備中です。完成は未定。

3.0
旅行時期：2015/06（約11年前）

北京クチコミ：29件

北京の四つの世界遺産を巡るツアーの最終日、端午の節句の３連休最後の日で午後便で帰国する事になっています。今日は自由行動日なので盧溝橋へ行く事にしました。祭日ですので車の渋滞が有りませんのでタクシーで行く事にしました。早朝で車も空いて居たので時速８０ｋｍで飛ばして３０分で到着、料金は８６元。宛平城の入口で下車しました。
宛平城は北京市内から西南へ約15キロ、豊台区永定河にかかる蘆溝橋の東側に位置する。
東西640m、南北320m、総面積は20万8000?。明代の崇禎年間に橋頭堡として築かれたのが始まり。城門は2ヵ所、また城壁の外側には見張り用の窓、その下部には射撃用の穴などが施されている。かつては拱北城と呼ばれていたが、1928年に宛平県の役所がこの場所に移されたのを機に、以後は宛平城と称されるようになった。1937年に発生した蘆溝橋事件の影響でかなりの破壊を受けたが、1984年になり、あらためて城壁、城楼、城郭などが再建され現在の姿となった。盧溝橋の手前、北京市街側には市街を守るため宛平城の城壁がそびえたっています。当時、日本軍が最初に占領した城郭です。１９３７年に盧溝橋事件が起きた際、日本軍は正面の宛平城側、中華民国軍は橋を渡った向こう側に陣取り、盧溝橋をはさみ対峙。

現在宛平城内は今年は戦争の勝利７０周年で、宛平城を保護し、周辺の環境を整備する事を北京市レベルの重点プロジェクトに組み入れられ、中国人民抗日戦争記念館を含めて現在改装中です。