木人博物館 素敵なテラス併設 韓国とアジア各国の木彫刻が並ぶ
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
死者を運ぶ輿(こし)である喪輿(サンヨ)の装飾品として使われた木彫りの人形を木人(モギン)といいます。
死者を媵るとき、あの世に先に行ったご先祖様や友人家族に会うまで、さみしくないように精一杯慰めるために作られたものだそうです。
そういうわけで、木人は飄々としたもの、楽しげなもの、愉快なものがほとんどで、喪輿は豪華に飾られ、残された人々との最後の別れに用いられました。
通常、一つの村に1つの喪輿が用意されており、共同で使われたそうですが、現在はその風習もすたれ、木人も散逸してしまうところを、収集して後世に残そうと個人が作った博物館です。
以前、北村のコクトゥラン韓国家屋で、初めて木人を見て、そのほのぼのとした素朴さと人の温かい思いに心を打たれ、この博物館もぜひ訪れたいと思っていました。
収蔵品は5000点ありますが、スペースが手狭のため入れ替えしながら展示しているそうです。
1階には企画展を催す一般のギャラリーがあり、こちらは無料で見学できます。
2階に上がったところが受付。入場料は5000ウォンですが、観覧後にもらえるコーヒーやお茶などの飲み物がついています。
ここのコーヒー、期待をしていなかったのですが、すごくおいしくてびっくりしました。
珈琲を片手に屋上のテラスに行くと、とてもいい雰囲気で、石像が並ぶ中ゆっくりとリラックスできました。
http://mokinmuseum.com/ ホームページ
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/24
いいね!:3票
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