景春殿(キョンチュンジョン) 波乱の歴史の舞台になった昌慶宮の殿閣
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
明政殿の後方にある内殿の建物の一つ。昌慶宮の内殿として1484年に創建。
第9代王の成宗の時代、その母の仁粋大妃(インステビ)のために建てられました。
仁粋大妃がなくなったのもこの殿閣です。
仁粋大妃 = 昭恵王后(ヘソワンフ)は朝鮮王朝が最も波乱に満ち、最も陰謀がうごめいていた時代に、影の権力者と言われた女性です。
気に入らない息子成宗の嫁 ユン氏を廃妃にし、賜薬を下して死に追いやりました。
この事件は後を引き、ユン氏の息子で仁粋大妃の孫にあたる燕山君(ヨンサングン)は第10代王に即位後、母のユン氏の死にかかわった多くの臣下を殺しまくりました。
あまりのむごたらしさにクーデターが起き、燕山君は失脚。その代わりに王位についたのが中宗です。
このあたり、「チャングム」の冒頭で描かれてましたね(^^)
また、この景春殿は第22代王の正祖(チョンジョ)と第24代王の憲宗(ホンジョン)が誕生したところでもあります。
春殿の扁額は純祖の手によるもので、現在の建物は1834(純祖34)年に再建されたものだそうです。
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/22
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