通明殿(トンミョンジョン) 昌慶宮の王妃のお住まい
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
昌徳宮の中宮殿(チュングンジョン)内殿の殿閣の中で最も大きく、他の王宮の王室の住まい同様屋根に棟木の部分が無いのが特徴。「ヨンマルのない御殿」・・というと中宮殿を指すのだそうです。
建物の規模は正面7間、側面4間で、めったに宮殿の外に行くことができない王妃様のために、建物の周囲に花壇や池などを配して、美しく飾られていました。
この脇に井戸が掘られていて、その水は通明殿前の池に流れ込んでいます。
昌慶宮の創建時に建てられ、文禄・慶長の役(1592年)の際に焼失。1616(光海君8)年に再建。
再び李适の乱と正祖の時に火災で焼失したが1834(純祖34)年に再建され、現在に至っています。扁額は純祖の親筆です。
第19代国王粛宗(スクチョン)の時代に、正室で二人目の王妃、仁顕王后(イニョン・ワンフ)を呪うために、側室の張禧嬪(チャン・ヒビン)が通明殿の前に呪詛のわら人形を置いたという逸話があります。
いやはや、後宮というのは恐ろしいですね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/21
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