血塗られた宮殿(ライオン宮)
- 4.0
- 旅行時期:2015/03(約11年前)
-
-
by norisaさん(非公開)
グラナダ クチコミ:4件
アルハンブラ宮殿のコマレス宮を抜けるとまたまた有名なライオン宮にたどり着きます。
ライオンの中庭、現在は石畳ですが、昔はコーランの説くところの天国をイメージした庭で花々で溢れていたそうです。
柱の森と呼ばれる、か細くも繊細な柱が中庭を取り囲むように124本も林立しています。
この柱の行進も空間をより奥深く見せる演出をしています。
設計者の巧みさとセンス、面目躍如ですーー。
柱や梁、アーチなどには全て手の込んだ彫刻がーー。
イスラムの宮殿、全く手抜きはありません。
ライオン宮はアルハンブラ宮殿の一番の見どころとも言われています。
しかし、実は血塗られた歴史も持ち合わせるそうです。
アベンセラヘスの間は血塗られています。
ここでアベンセラヘス一族全員が斬首されたそうです。
何故そんなことになったのか!?
それは、グラナダの最後のイスラム王ボアブディル王の妻モライマとアベンセラッス一族のある男が満月の毎夜ひそかに会っていたことが発端です。
それを知った王様は怒り狂い犯人を捜しますが誰も名乗り出ません!
そこで面倒とばかり一族の男全員を皆殺しにしたそうです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/10
いいね!:15票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する