台湾名物の刈包が気軽に食べれる屋台
- 5.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by 小黒狗さん(男性)
台南 クチコミ:10件
刈包(くあぱお)は、台湾バーガーとか紹介されたりしてますが、肉まんの皮を平たく伸ばしたものを折り曲げて肉を挟んだようなもので、台南の名物です。
割包と書いてる店もありますが多分、同じものです。
同じ台南に阿松割包という店がありそこはガイドブックにも載ってる有名店ですが、私はたまたま通りがかったこの紜楓烤肉刈包で食べました。
味も店の雰囲気もとても良かったのでぜひ紹介したいです。
夕方に担仔麺を食べたので、あまりお腹も空いておらずとりあえず夜の散歩にでかけ、有名な神農老街に行ってみました。その帰りに、神農老街の東側から大通り(海安路)へ出てそのまま少し北上し、民族路との交叉点で向かいにネオンが明るく輝く小さな屋台が見えました。ネオンには「烤肉刈包」と書いてあります。
ちょうど小腹がすいて小吃を食べようかと思っていた所。刈包といえば確か台南名物。
どうしようかと思ってるところに原付バイクが走ってきて、いくつか刈包むを買っていきます。
わざわざバイクで来て買うからにはこの屋台はきっと美味い。
そう思って店を覗きましたが、何やら味に種類がある様子。
よく分からなくて困ってたら屋台のおばちゃんが笑顔で店の前の看板に書かれているメニューを指さして、この3つから選べばいい、というようなことを言いました。
看板を見てみると「和風醤油痩肉」「客家鹹味三層肉」「総合」と書いてます。多分、和風の醤油味の赤身肉と、客家料理風の塩味のバラ肉と、そのミックスということだと思います。とりあえず決めかねたのでミックスを選びました。
しかし挟む肉の味だけではなく、どうやら生地にも種類があるようです。
生地の種類については看板に書かれている言葉がよくわからない。「原味Q」「黒糖なんとか」「全なんとか」。
意味がよく分からん。
再び沈黙していると、おばちゃんが生地を見している蒸籠の蓋を開けて、こっちに来て見て選んだらいい、と身振りを交えて言ってくれました。
覗いてみると、白い生地と、少し褐色のものと、なにか入ってる生地みたいな。
多分、「原味Q」がプレーン生地、「黒糖なんとか」はやっぱり黒糖生地で、「全なんとか」は全粒粉のことだと見当がつきましたので、おばちゃんに「その白いのちょうだい」と指さして無事に注文完了。
手早く焼いたお肉と、高菜漬けのようなものを一緒にはさんでポリ袋に入れてくれました。
で、持ち帰ってホテルの部屋で食べたのですがこれが美味しい。
今回台南旅行で食べた一番美味しいものかもしれません。
感動的です。
肉はたっぷりで味もよく、高菜漬けのようなものはいいアクセントになってます。
生地も美味しい。他の生地も食べたい、もっとお腹が空いてたら2つ買ったのに、と思いました。
というわけで、この屋台から誓い阿松割包は有名ですが、台南に行くことがあったら是非こっちの屋台に行って親切なおばちゃんに助けられつつ刈包を買って賞味下さいませ。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- 利用形態:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 駅や中心市街からは離れてますが神農老街から近いです
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- どの味でも1個40元。肉が沢山挟まれててこの値段は安い
- サービス:
- 5.0
- おばちゃんが、すごい優しかったです
- 雰囲気:
- 4.5
- 交叉点にある屋台で、明るく買いやすいです
- 料理・味:
- 5.0
- 好みもあると思いますが、私には絶品した、台南に来たら是非食べるべし
クチコミ投稿日:2015/04/28
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