ロシア正教の十字架は八端十字架
- 5.0
- 旅行時期:2015/01(約11年前)
-
-
by ウェンディさん(女性)
モスクワ クチコミ:13件
モスクワのクレムリンといえば、思い浮かぶのは、視線で人を絡みとりその息の根を止めるとの異名を持つかの大統領…だが、実はクレムリンは政治を行うだけの場所ではない。
クレムリンはロシア正教の総本山でもある場所だ。
ウスペンスキー大聖堂、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、アルハンゲルスキー聖堂等がクレムリンの敷地内にあり、豪華絢爛な聖堂内部を見学できる。
ロシア正教は金色を主色としたイコンが有名だが、その十字架の形にも特徴がある。
キリスト教の十字架はラテン十字やギリシア十字がなじみ深いが、ロシア正教の十字架は八端十字架と呼ばれる形で、一般的な十字架の上下に2本の短い横棒を付けた形をしていて、それぞれの2本の横棒には意味がある。
一番下の短い横棒は足台、上の短い横棒はキリストが磔にされたときに罪状が書かれていた木板を表している。
このウスペンスキー大聖堂の鐘楼の上にも八端十字架が建てられている。
ロシア正教の聖堂を見学する時には、ただ綺麗だな~と観るだけではなく、ちょっと注意してみると色々と興味深いモノが見えてくる。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- クレムリン内
クチコミ投稿日:2015/04/09
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する