地下宮殿は核シェルター!?
- 3.5
- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by ウェンディさん(女性)
モスクワ クチコミ:13件
ロシアのモスクワの地下には、地下宮殿が網の目のように広がっている。
地下宮殿の天井や壁には繊細な彫刻が施され、天井からはシャンデリアが吊るされ、まばゆい光を放っている。
この地下宮殿は別名、地下鉄美術館とも呼ばれる地下鉄の駅だ。
モスクワの地下鉄の駅全てが地下宮殿…と云う訳ではないが、ほとんどの旅人が利用するベラルースカヤ駅(空港からのアエロエクスプレスの乗り継ぎ駅)も地下鉄美術館のひとつだ。
Mと書かれた地上階の改札を通り長い高速エスカレーターを経てホームへと降りると、そこはドーム型の長細い美術館が現れる。
ドーム型の天井にはロシアの歴史を示す絵なのか、共産主義のシンボルである鎌と槌を刺繍する女性の姿の絵等の美しい装飾画がある。
此処の部分だけを見ていたら、とても地下鉄の駅だとは思えない場所だ。
しかし、ロシア政府(建築当時はソビエト政府)は、どうしてこんな地下深くの地下鉄駅にココまで豪華な美術館の様な設備を作ったのだろうか。
一説によると、国の宝は国民の宝…という事で全ての労働者が見ることのできる地下鉄を美術館風にしてしまった…という話もある。
また他の説では、この地下宮殿は非常時の緊急シェルター(核シェルター)として作られたとの話もある。
モスクワの地下鉄の駅はどの駅も地中の深く掘った場所にあり、階段で上り下りしようものならかなり息が切れそうな環境だ。
だから、どの駅にも長~いエスカレーターがついている。
長いエスカレーターが必要なほど地下深い場所に駅を作った理由。
それは、核戦争が勃発した場合の避難シェルターとして。
モスクワの地下鉄はどのラインも必ず1回の乗り換えで政治の中心地であるクレムリンへとたどり着くようにできている。
そんな時に美しい絵でも見ながら歩けば心が和む…とか。
嘘か真か分からぬモスクワの地下宮殿の存在理由。
気になる方は、自分の目で確かめに行こう♪
- 施設の満足度
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3.5
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 地下鉄はどこまで乗っても均一料金
- 利便性:
- 3.0
- モスクワ市内の移動には便利
クチコミ投稿日:2015/04/04
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