静かな佇まい、おいしいレストランあり
- 4.5
- 旅行時期:2015/03(約9年前)
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by cypresscanadaさん(男性)
カゼルタ クチコミ:2件
2015年3月16日にカゼルタの新市外でなく旧市街のカゼルタ ヴェッキアを訪れた。
そして修道院を改築したと言うレストランでの昼食は素晴らしいものだった。
とくにここでハウスワインでなく自慢のワインはとても美味しいもので、持ちかえるのは重たいので写真に撮って幸いにも帰宅してから取り寄せることが出来て到着を楽しみにしている。
又この街は高台に位置しているのではるか下にカゼルタ宮殿が見渡せました。
人通りは少なく、放し飼いの犬などがむしろ目立ちました。枯れ葉の野焼きも見ました。
そのワインの名前や解説は:
ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズーヴィオという名前は、直訳で「ヴェズーヴィオ火山の村のキリストの涙」となります。 この名前に伝わるこんな話があります。
その昔、神によって天国から追放された、大天使(サターン)は、天国から土地の一部を持ち出し逃げ去りました。 その途中で、サターンは盗んだ土地を落としてしまいます。
その場所にポンペイ(今のナポリ)の町が出来たそうです。
その後、街の人々は悪行の限りを尽します。
しかし、それが神の怒りにふれて、ヴェズーヴィオ火山の噴火によって、街は滅んでしまいました。(ポンペイ遺跡)
その悲惨な様子を、天から眺めていたキリストが、悲しさのあまり涙を流し、その涙が落ちた場所からストウの樹が生えて、そのストウから素晴らしいワインが生まれました。
いくつかある逸話の1つです。
★1つの地葡萄のみで醸されていること!★
「ピエディロッソ種」という栽培・醸造が難しい品種もマストロベラルディーノの手にかかると、まるで別物!
味わいの調整用に他の品種を混ぜることも必要ありません。その証拠に、グラスに注ぐと、、、
淡い透明感のある赤い色合いから優しいベリー系の香りが湧きあがります。
香りそのままに、味わいもブラックベリーやプラムのような黒果実系の風味が感じられて実に豊か! でも、南イタリアワインによくある様な “濃さ重視=ガツン系” のワインではなく、
★チャーミングで、そして飲み口の優しい赤ワイン★
がマストロベラルディーノの魅力なんです。
オーク樽熟成されていませんが、全くそれを感じさせないバランスの良さも魅力です。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/03/26
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