現存しない、かつてのケーニヒスベルクの象徴だった城
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- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by ぱんスキュさん(女性)
カリーニングラード クチコミ:25件
かつてカリーニングラードがWW2戦前のケーニヒスベルクだったころ、街の真ん中に建てられていたプロイセン王の城です。1255年にドイツ騎士団によって最初の築城がされ、以後は街の拡大とともに増築されていきました。WW2前までには、教会・宮殿・博物館・美術館・図書館・100mの塔などを擁した巨大建築になっていました。
WW2によって大きなダメージを受けたこの城は、戦後にソ連領になった1960年代に"ブルジョワの象徴"だとされ完全に爆破。同じ場所に【ソビエトの家】という高層建築が作られましたが、城の下は墓地で地盤が悪く、建築中に建物にひびが入り未完成のまま廃墟として放置されています。
この近くには王の城の瓦礫を展示した発掘現場があり、将来的には城の再建の予定が浮上しては消え…という状態になっています。
市内の色々なミュージアムにおいて、この王の城のジオラマや写真に会うことができます。また土産物の絵葉書等でもその姿を見られます。非常に美しく荘厳な城だったようで、破壊されたのが返す返すも惜しまれます。
http://www.visit-kaliningrad.ru/en/attractions/434/6790/
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2015/02/28
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