民衆救済の使命感に燃えた戦前の仏教運動
- 4.0
- 旅行時期:2014/12(約9年前)
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by ナツメロ大王さん(男性)
上海 クチコミ:670件
南京東路から地下鉄10号線に乗り北へ2つ行き、「四川北路」で下車します。二番出口を出てC&Aという欧米系ファッション専門店の脇の少し細い道(武進路)を東へ120mほど進み、中国系コンビニの角を右折します。乍浦路というその道の右手に、“CHINA TOWN”という控え目なバーの白い看板が見えます。そこは戦前に西本願寺上海別院として1933年に建てられた紛れもない仏教建築で、同時期に建てられた築地本願寺を彷彿とさせる佇まいです。
今の経済発展著しい中国や東南アジア諸国の状態からは想像できないかもしれませんが、当時は文化・教育・経済など欧米諸国にはるかに遅れをとっていたことも事実。そうした中で、仏教の力で民衆救済と社会の発展を図ろうという熱情を持って、はるばる海を超えこの地にやって来たのでしょう。
ここ旧西本願寺上海別院ではそうした時代の息吹を感じることが出来ます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/01/15
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