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サンスーシー宮殿 施設情報・クチコミに戻る

サンスーシー宮殿

  • 3.0
  • 旅行時期:2014/09(約11年前)
ミルさん

by ミルさん(男性)

ポツダム クチコミ:1件

プロイセン王族の迎賓館としてフリードリヒ2世大王によって建てられた部屋数300室もある立派な宮殿です。フリードリヒ2世大王といえば文化、芸術にとても造詣の深い国王であったことでも知られています。宮殿の庭に王の墓があります。君主の墓とは思えないほど質素なもので、びっくりするはずです。墓石の上にいつもジャガイモが置かれています。ジャガイモが主食?と思われるくらい、ドイツでは、よく食卓に登場するジャガイモですが、実はこの国にジャガイモが登場した当初は、誰も口にしなかったそうです。これを庶民に広めたのがフリードリヒ2世大王でした。南米から入ってきたジャガイモを見て、乏しい食に苦しんでいた庶民の食生活を少しでも改善したいという思いにかられた大王は、君主自ら栽培を推奨し、率先して食べてみたそうです。しかし保守的な市民は見向きもしなかったそうです。そこで大王は考えました。宮殿の庭にジャガイモを積み上げて、警備兵をその側にたたせ、「これは王族、貴族が食するものなので、市民が食べることはまかりならぬ!」という縦看板を掲げたそうです。こうして日中は、ジャガイモの盗難を監視し、夜になるとわざと兵を引き上げさせ、市民が1つ、2つと、こっそり持ち去るように仕向けたそうです。これが功を奏し、実際に食べてみた市民に間で好評となり、徐々に広まっていきました。プロイセン王は、まさにドイツにジャガイモ栽培を広げた最大の功労者でもあるのです。彼の死後、遺体は転々とさせられたこともありましたが、現在は遺言通り、愛犬たちと共に宮殿の脇でこうして眠っています。そして今日もまた墓前にはジャガイモが供えられています。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
3.0
人混みの少なさ:
3.0
展示内容:
3.0

クチコミ投稿日:2014/12/20

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