特別展 開催中。
- 3.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by コスモ20Bさん(男性)
シンガポール クチコミ:3件
本日 2014年11月23日現在。常設展示は閉鎖中。
地下一階の特別展 SINGAPURA 700 Yearsを観る事になります。
本来 adult S$10ですが、上記理由により制限されるのでS$6です。
と、男性スタッフが教えてくれました。展示説明は英語表記のみです。ガイドブックにある「巨岩のかけら」は見れました。
700年の歴史ですから、日本軍政下にあった昭南島時代も展示されています。
英語ガイドツアーのガイドに遭遇しましたが、私の英語力では今一つ判りません。ただ、JapanやJapanese、Japanese soldierという言葉が連呼されていました。
明るい(!?)平和な英国植民地時代から、レッドライトで照らされた銀輪部隊の写真。地面に突き刺さる、赤い爆弾。日本語教育強制を紹介する巨大写真の前には、教室を模した机があり、その中に置いてある資料には、昭南本願寺日本語塾の文字が。
(言うまでもなく、この塾は学校ではなく、塾です。)
軍政下華僑に対して、screeningがあり、処刑されたという展示があります。 日本占領時期死難人民記念碑(The Civilian War Memorial)の紹介と、その建設に日本がお金を出したと紹介されています。(ガイドブックにも、wikiにも書かれていませんが。)色々考えさせられる場所です。
なお、昭南島時代に入る前に人力車が展示されており、Rickshaw or Jinrikishaと紹介され上海から伝わったとの説明文があります。
そもそもアジア各地には日本が伝えた訳ですが、その辺りは書かれてません。
最後の出口付近には経済発展する姿が紹介されています。興味深いのは、政治家の工場視察風景や、作業員の写真です。視察風景にうつる工業機械は日本製で、バッテリーを製造する作業員の帽子には、「湯浅電池」と漢字が書かれています。
ただ、説明文には一切Japanの文字はありません。
シンガポール人にとり、暗い時代の日本を紹介するのは当然ですが、現代につながる日本との関係は一切紹介されていません。バイアスが掛かった展示だと思います。
欧米人の見学者が多いですが、どの様な感想を持つでしょうか。
興味がある方には、色々調べる、考えるきっかけになる場所だと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 特別展だから安い。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 日曜日なのに!素晴らしい。
- 展示内容:
- 2.5
- 客観性が劣る展示がある。
クチコミ投稿日:2014/11/23
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