バスは外が見えて良いけれど注意が必要
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- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
リオデジャネイロ クチコミ:37件
バスはônibus オーニブスと言います。外見は、とても現代的できれいになった市バス。路線の知識があれば(さらに現地語がわかれば)、乗りこなせます。しかし、治安上、充分注意が必要です。
http://www.rioonibus.com/servicos/
市内 一律料金
R$ 3.00
かなり立派なバスですが、まだ低床式にはなっていません。
前乗車・後ろ下車方式。前方入り口にカードをかざす機械も導入されていますが、その横に、昔ながらの"borboleta"(ボルボレ−タ=蝶々の意味で蝶の羽のような形だからという)と呼ばれる回転式バーが運転席の斜め後ろについています。そしてもれなくcobrador (車掌というか改札係というか)が座っていて料金徴収する古めかしい形が残っています。
日本で「ワンマンバス」が導入されて40~50年経つため、未だに南米諸国でバスに車掌を乗せていることに首を傾げます。数台だけでなく、全車両にcobrador 車掌が乗っているのです。近代的な車両になっているのに、わざわざ昔ながらのborboleta回転バーとcobrador 車掌席が設備され、人件費も厭わず、運行されています。
最初に滞在した頃から何十年も経っているので、もうすっかり廃止になっているかと想っていましたが、否、未だに変わっていないのには驚かされました。
(昔、この回転バーのために乗車がブロックされて発車が遅く、ぎゅうぎゅう詰めのラッシュのときに後方のドアまで行けず、何キロも先まで降りるに降りられなかったことがありました。バスを降りると現地製のバッグの脇をナイフで切られていた!何も取られていなかったけれど。ブラジル人の友人達から、「早速、''洗礼''を受けたね!」と苦笑されたことがありました。多かれ少なかれ誰もがこの手の被害に遭っている場所柄。)
路線については、ホテルで尋ねたり、ネット検索で調べれば、目的地がはっきりした場所なら問題なく行けます。バスには急行で停まらない停留所があり、知らないと数区間歩くことになりますので気をつけて。
当方、ポルトガル語に不自由しないので、往路タクシーでわかっている場所について、復路バスに乗ってみました。バスでも海岸線の一部など比較的わかりやすい場所で利用しました。
一度、R$ 3.00 の小額現金がなかったので、R$10.00の札で支払ったところ、次の停留所で、cobrador 車掌が降りて行ってしまい、バスは発車しました。こういうケースは世界中旅していても、一度も経験したことがないので、「持ち逃げされたのか?」とびっくりしました。実は、後続のバスの車掌に両替を頼んで、2ストップ先でもう一度バスに乗り込んできました。ドキッとしましたが、良心的で、その努力に感謝しました。
あまりにも「危険だ」「カメラ、携帯、財布を奪って逃げられる」と言われていたので、乗務員も信用しなくなっていたほどです。(苦笑)
旅の思い出に試しに乗るというのもありですが、できる限りタクシー利用をお薦めします。
地下鉄はもっと危険が伴います。
治安上、充分に注意が必要です。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 利便性:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/06/26
いいね!:4票
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