フィラデルフィア美術館 The Art Museum of Philadelphia

博物館・美術館・ギャラリー

広い建物の中が世界中の美術品でいっぱい。

4.0
旅行時期：2014/05（約12年前）

フィラデルフィア (ペンシルベニア州) クチコミ：25件

「ロッキー・ステップ」と呼ばれる階段を上がったところにフィラデルフィア美術館はあります。
正面玄関の前、道を挟んだところにあるイーキンズオーバルにはワシントンモニュメントがあり、芸術的な雰囲気を高めるのに一役買っています。
また正面階段を上った美術館の建物の前のスペースからは噴水越しにフィラデルフィアセントラル地区のビル群が見え、なかなかの景色を楽しむことができます。

フィラデルフィア美術館には200を超える展示室に番号が振られていて、
地下　フォトグラフ　
1階　特別展示室、メイドインアメリカ、印象派を中心に近代ヨーロッパ美術、モダン・現代アート　
2階　1100年から1500年中世のヨーロピアンアート、1500年～1850年バロック期のヨーロピンアート、アジアの美術、アメリカンアート、中世の武器

の全部で10の区画で展示されています。

僕が訪問した2014年5月24日は特別展示室では李氏朝鮮王国展が開催されていました。
美術館にしては写真撮影に対して寛大で、特別展示室以外では自由に写真撮影させてくれました。特別展示室は撮影不可です。

フィラデルフィア美術館で、やっぱり有名なのが印象派画家の絵が展示されていること。
エドガー・ドガー、ゴッホ、セザンヌ、モネ、ポール・ゴーギャンなどの絵が展示されていて見る価値十分です。

また割りと面白いのがモダンアート。ピカソやサルバドール・ダリなどの有名抽象画家の作品や地元フィラデルフィア生まれの画家　マン・レイの画や新鋭画家ジェスパー・ジョーンズのアートなどすごいと思える作品や、Cy トゥオンブリーやコンスタンティン・ブランクーシの作品のようにさっぱり理解できないものに出会えることができます。

アジアの美術はペルシャ絨毯とペルシャタイル、インドのラーマ神像、ダンシングガネーシャ、中国の陶器、日本の茶室など彫刻や、生活用品など文化の紹介をするような展示がされていました。

半日以上の時間を用意してじっくりと鑑賞したくなる美術館だと思います。