外見は褒められないが、中は珍しい造りとステンドグラス
- 3.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
リオデジャネイロ クチコミ:37件
ブラジル近代建築で斬新なものがもてはやされた時代があった。首都ブラジリアが人工的に造られ、リオからその機能が移転し、ポルトガル植民地時代からの美しい建物が壊されていった。そんな市中心に賛否両論の評価をもたらした建造物が、このカテドラルである。外見はコンクリートのピラミッド(コーン)型で、宇宙船か、要塞のように見える。荘厳な印象は全くない。中に入ると暗い! 四方からカラフルなステンドグラスが立ち上がるように頂点に伸び、てっぺんで白い十字架になっている。重圧感があり、神聖な場所の落ち着いた心地良さより、宇宙船の中で天地を思う感覚になれるかもしれない。建築としては、カテドラルの裏手にあるカリオカ水道橋のほうが見事!
建物としては、隣りのPetrobras(石油公社)ビルの方が記憶にあった。
周囲に林立してきた21世紀型のきれいな高層ビルの方がはるかに美観を持っていて、ガラス面がカテドラルを映し出している。ブラジリアのカテドラルや青い教会の方が近代建築としては遥かに美しいので、評価は対照的である。
Pão de Açucar パォン ジ アスーカール丘の上から眺めると、夜景の中に遠くこのカテドラルが紫に光っていた。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2014/03/27
いいね!:4票
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