湾曲した白浜の景観だが、すり、ひったくりのメッカ
- 3.5
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
リオデジャネイロ クチコミ:37件
なんといっても白い砂浜はいい! 雨上がりの翌日で曇りだったせいか、風はないが、高い波が寄せていた。暦の上では夏の終わりでも26℃、翌日は30℃になる。30年ぶりにやってきてみると、感動今ひとつ。昔はもっと椰子の木があった気がするが、ビーチバレーコートがおおくなっていた。(サントスのように遠くにタンカーが停泊してなければいいのに...。)
ここは、夜中の大型車の騒音がすごく、結構うるさい。
さらに大きな問題は、観光客がおちおち歩いていられない治安の悪さがある。
スリ、ひったくりがひっきりなしに起こる場所だと聞いていたが、実際にどのようにして起きるのかは、想像を超えていた。
実際に手持ちではなく、身につけていたものを剥ぎ取られる世界なのだった!
晴れてきたので、海へ。水着に薄いシャツを羽織って、ビーチ草履、ビニール袋(タオル、コンパクトデジカメ、iPhoneは防水袋にいれていたが、首から下げて持って行ったのを、帰りはくびから外していたのが、逆に幸いした!)
浜辺では何枚か写真撮影して、交代で海水に入った程度。ほんの30分くらいでマーブル模様のプロムナードを夫婦並んで歩き出したところで、前から来た自転車の男が半身をぶつけて来て去っていった。なんと、これがただのすれ違い越しのぶつかりではなかった! 夫になにが起きたのか妻は気づかなかったくらい、一瞬のことだった。夫の首胸元に赤い引っ掻き痕、30年来、ほとんど外したことのなかったくらい着けっぱなしの金のペンダントが引きちぎられ、鎖の端が切れていた!
普段はシャツの中で外に出さないお守りのようなもので、まさかの男性のアクセサリーなどノーマークだった。日頃安全な所に暮らしていると、どういう危険があり得るのか想像できなかった。まさかの自転車によるひったくりがあるとは、これもノーマークだった。
狙われるのはカメラやiPhoneだと思っていたから、そちらをビニール袋に入れていた。高価なものは何もないと思われたようで、そちらは奪おうともしなかったらしい。
ほぼおなじ場所で数年前に財布の中身を出せと取り上げられた知り合いがいたし、別の友人は数ヶ月前に夜店でバッグのなかから知らぬ間に財布を抜き取られたと聞いていた。
ブラジル初めての夫は、何がどうなったか、一瞬わからなかったし、妻もきづがないくらい、早業。かろうじて夫が「取られた!」という言葉を発した時に妻はようやくカメラを取り出し、去って行く犯人を写真に収めるのがやっとだった。
100m以上先に仲間と合流するかのように2台でならんで走って、犯人がちらりと振り向いたところも写真に収めるのがやっとだった。
日頃、取材感覚で写真を撮るくせがあるからできたことだった。(警察での事情聴取に大いに役立ったのだが、被害者のためを思う警察ではなさそう。)
それにしても、何かあったら「 roubo! ホウボ (泥棒)!」「 socorro! ソコッホ (助けて~)!」「policia! ポリシア (警察)!」などと声を張り上げる申し合わせをしていたのに、当の瞬間は何が起きたのかさえ、とっさにわからず、声も出なかった。
こんなこともあろうかと、今回の旅にはゴールドのクレジットカードの海外旅行保険を強化してきた。従って、申請書類を警察で作成してもらわないとならない。近くにパトカーが何台かとまっていても警官はいなかった。近くの警察を探し、届けようとしたが、Leblonにある観光客専門の警察署に出向かないといけないと告げられる。
一旦、ホテルに戻り、シャワー着替えをしてから、パスポート現物を所持し、コパカバーナ・レーミ海岸地区から別の地区へ行くことになった。
やれやれのコパカバーナ! 基本情報に記しておいた方が良いだろうか?
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- アクティビティ:
- 3.0
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 水の透明度:
- 1.5
- 緑や紫の海藻が浮いている
クチコミ投稿日:2014/03/25
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