バヒア宮殿
- 2.5
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by ミルさん(男性)
マラケシュ クチコミ:6件
18世紀のアラウィー朝の国王ハッサン1世は即位した時、年若かったため摂政が国政を担当していました。この宮殿は摂政でもあったに宰相が住んでいた宮殿です。この摂政さんには4人の妃と24人の妾がいて、バヒアとは4人いた妃の中で一番気に入った妃の名だそうです。イスラム教では奥さんを4人まで持つことができますが、4人奥さんを持てる人はお金に余裕のある人だけです。昔は戦争で多くの男の人が亡くなっていたため女性がダブついていて、今とは違い、イスラム社会では女性が働くなど考えられず、戦争などで夫を失うと暮らしにこと欠くことになります。一夫多妻制は、そんな戦争未亡人を救済する為の制度でもあったわけです。今は戦争で亡くなることもないし、生活コストもかかるため奥さんを複数持っている人は稀です。一夫多妻において重要なことは全ての奥さんを平等に扱い、不公平が出ないようにしなければいけないそうで、なかなか大変です。モロッコでは2004年、昔ながらの一夫多妻制が廃止され、法的に「女性の権利の強化」が盛り込まれたました。新法では女性から離婚を申し立てることができ、慰謝料、養育費をもらうことができる、離婚前の住居を妻がもらうことができる、新しく2人目、3人目の奥さんをもらう時は他の奥さん全員の承諾を得ることなどが規定されました。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2014/03/05
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