マーレ島南岸を守る防波堤の竣工記念碑
- 3.5
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
マレ クチコミ:42件
マーレ島はモルディブの首都が置かれた島ですが、標高は平均1m未満。一番高い所でも3mもないそうです。
そんなマーレ島を高波などから守るため、南岸沿いには延々と消波ブロックを積み上げた防波堤が続いていて、南東端の海岸そばにその竣工記念碑が立っています。
消波ブロックを台に乗せた記念碑には、≪マーレ島南海岸沿いの防波堤は日本とモルディブの友好の印として、日本政府が提供した援助で造られた≫旨がディベヒ語(モルディブの公用語)と英語で刻まれていました。
その建設は1988年に始まり、1990年に竣工したそうです。
●注: 防波堤があるのは南岸だけではなく、その他の箇所も含めると防波堤設置には全体で15年の年月がかかったそうです。
その後、2004年12月26日のスマトラ島沖地震ではインド洋津波も発生し、マーレ島もその3分の2が冠水するという被害を受けましたが人的被害は無く、それ以上の災害に至らなかったのはこの防波堤があったからこそということです。
竣工記念碑自体は地味ですが、そのそばにある津波記念塔や、消波ブロックを積み重ねた防波堤も見て行くとその工事の偉大さが分かると思います。
防波堤には、竣工記念碑とは別の記念プレートがはめられている箇所もありました。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- マーレ島南東部の海岸そば。東海岸の人工ビーチやサーフポイントを見ながら行ってみては?
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.5
- 竣工記念碑自体は地味ですが、すぐ近くから始まる消波ブロックを並べた防波堤も一緒に見て行くといいと思います。
クチコミ投稿日:2014/02/04
いいね!:2票
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