世界遺産の巨大な城
- 5.0
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by AAAIKOさん(非公開)
アグラ クチコミ:4件
ヤムナー川岸にあります。
城壁の全長2.5?、高さ約20メートルの広大な城塞です。
16世紀から300年余、インドで繁栄を誇ったムガル帝国皇帝の城です。
第3代皇帝アクバルによって着工されました。
赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれ、「赤い城」とも呼ばれています。
「赤」は帝国の力強さの象徴でした。
対照的に、城内にある多くの建物は純白です。
第5代皇帝シャー・ジャハーンが自分の好みに合わせて、白大理石を使った華麗な宮殿に仕上げたのです。
皇帝の寝殿やハーレムなど、すべてが総大理石で造られています。
でも、シャー・ジャハーンは晩年、皇帝の座を狙った三男によって城内に幽閉されてしまいます。
白大理石に宝石を散りばめた皇帝好みの豪華な部屋とはいえ、皇帝は死ぬまでの8年間、ここから出ることを許されませんでした。
幽閉された皇帝は、川向こうにあるタージ・マハル(妃の霊廟)を眺め、亡き妃への想いを慰めに息を引きとったそうです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2014/01/29
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