ゲーテの家: 文豪が50年近く住んだ、ゲーテの旧邸宅がほぼ原型のままで保存されている
- 5.0
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by ハンクさん(男性)
ワイマール クチコミ:6件
ドイツの文化を語る上でゲーテの存在は際立っている。作家としてはもちろん、政治家、科学者、哲学者としても万能の才能を発揮した。国民劇場から300mほどの場所にあるフラウエンプラン広場に面する場所には、文豪が50年近く住んだ、ゲーテの旧邸宅がほぼ原型のままで保存されており、まるで美術館のようなゲーテ晩年の頃の姿に留められた住居を見学できる。また、“ゲーテの家” の斜向かいにあるホテル兼レストラン “ツム・ヴァイセン・シュヴァン (白鳥亭) ” では、よく文豪がワイングラスを傾けていたという。 「若きヴェルテルの悩み」はともかく、学生の頃にはさっぱり理解できなかった「ファウスト」に多いに共感を覚えるようになってしまったのは年齢のせいだろうか?なお、ゲーテの神格化された最期の言葉「もっと光を (Mehr Licht)」を発して亡くなった寝室もここにあり、撮影もできる。もっとも、この言葉には続きがあり、「もっと光を、格子戸を開けてくれ」であり、決して「全人類にもっと文化の光を」と呟いたものではないようである。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2013/12/21
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