華麗な聖堂
- 4.0
- 旅行時期:2013/07(約11年前)
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by norisaさん(非公開)
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エステルゴム大聖堂は紀元1000年頃、ハンガリー国王イシュトヴァーン1世により聖アダルベルトの教会として建設され、その後12世紀に火災で焼失、修築されるもトルコ軍の襲撃により破壊されたという悲しい歴史を持っています。
ドナウベントはハンガリー領では北から流れていたドナウ川はハンガリーとスロバキアの間を西からの流れに変わります。
現在の大聖堂は1822年に建設を開始しましたが、1848年革命等で中断され、結局は1869年に完成したものです。
元々この大聖堂は聖イシュトバーンが聖アダルベルトを称えるために建設させたそうです。
ちなみに聖イシュトバーンはハンガリーの初代国王だったお方。
ハンガリーも複雑な歴史を持ちますが、今の民族であるマジャール人がウラル山脈の麓から移動=侵略または避難し、最終的にここを平定=占領して定住しました。
その最初の王様がイシュトバーンというわけですが、それは10世紀のことでした。
ですからヨーロッパ唯二のアジア系民族国家のひとつはこのハンガリーというわけです。
1000年頃、神聖ローマ皇帝同意のもと、ローマ教皇のシルウェステル2世からこの地でイシュトヴァーン1世に戴冠し、彼がハンガリー王となったわけです。
そして歴代の王は、この都市を王国支配の拠点としたとのことですから、ブダペストよりも古い都というわけですね。
大聖堂内部の主祭壇の絵はかのミケランジェロがキャンバスの上に描いたものですが、キャンバス画としては世界最大だそうで、高さは13m以上です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/11/20
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