見事に復興したソウルの象徴
- 4.0
- 旅行時期:2013/10(約12年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
ソウル クチコミ:52件
朝鮮王朝時代から存続する大きな城門だった。街の発展とともに城郭はなくなり、大きな道路の中央に鎮座する姿はソウルの象徴だった。
李明博ソウル市政のころに、歩道や芝生が整備され、門の周囲に立ち入り出来るようになったが、それがあだとなったのか、2008年冬に、放火され消失してしまう。
しかし、5年の歳月をかけ、ソウルの象徴は見事に再建された。宮大工を使い全て手作業の大工仕事による息の長い慎重な再建であった。
金閣寺の放火事件を連想させるが、金閣寺が再建後のほうが豪華絢爛になったと同じく、再建後の姿は、城郭まで復元され、むしろ荘厳立派に見える。消失前は国宝だった。
現在も日中は門をくぐることが出来るが、夕方5時以降は周囲は閉鎖される。
金閣寺は寺の見習い僧の放火だったがこちらは、ソウル郊外に居住していた者が再開発により住居立退き(行政代執行)を強要された(韓国は日本より都市開発などによる行政執行は日本より強行である)ことへの不満が犯行の遠因と言われる。李明博はソウル市の「美化」のために派手な事を結構しており、その行政のある意味、結果でもあるか。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 4.0
- 周辺にバス停が多数、地下鉄の駅から徒歩10分
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 市場が近く終日人ごみが多い
- 展示内容:
- 4.0
- 再建された後の方が立派
クチコミ投稿日:2013/10/14
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