ターシャリサーチ＆ディベロップメントセンター Tarsier Reserch & Development Center

サファリ・動物観察

小さなターシャ（メガネザル）の大きな目にびっくり　(◎◇◎)

4.0
旅行時期：2013/02（約13年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

ボホール島クチコミ：6件

ターシャ（メガネザル）は、サル目メガネザル科に属する、世界で一番小さいお猿さん。
東南アジアの島々に生息するターシャは、成長しても成人女性の握りこぶし大ほどで、体重は１２０ｇ前後。
その体のサイズにも驚きますが、一番びっくりするのは、顔の半分は目じゃないかと思うほどの目の大きさ。
目を閉じると、今度は遮光器土偶の顔に似ていて地球外生物のよう。（笑）
夜行に適するように発達したターシャの目は、片方だけでも脳と同じ重さがあるそうです。

そんなターシャを保護・飼育している施設はいくつかあるようで、ターシャ・リサーチ＆ディベロップメント・センターもその一つ。
ボホール島を巡るツアーでは必ず立ち寄る場所になっています。
私たちはパングラオ島のホテルで雇った運転手さん付きの車でボホール島の見所を回る途中に寄ってみました。

センター入口のカウンターでチケットを買ったら、裏手の藪のような林へ入って行きます。
遊歩道のような小道がついているので、迷子になる心配なし。
その道のところどころに、ターシャが止まっている木があって目印がついています。
夜行性なので、昼はうたた寝状態でジッと木にしがみついている姿がまず可愛い！
目を開けたり閉じたり、ちょっと身動きする様子が間近で見られます。
大人も子どもも一緒になって楽しめますよ。

ターシャの撮影OKですが、目に刺激を与えるのはよくないとの事で、フラッシュは使用不可。騒いだり、ターシャに手を伸ばしたりするのもご法度。
スタッフがあちこちにいて、マナー違反のお客さんは注意されます。

ターシャ関連のお土産あり。Tシャツの絵柄になっているターシャは、コミカルなものから真面目な絵柄まで多種多様。
個人的には、ターシャと出会えたのは楽しかったんですが、ターシャに関する資料や展示がもう少しあればよかったような気もします。