市民の憩いの場でもあり、本土との違いがわかる歴史公園
- 3.0
- 旅行時期:2013/05(約13年前)
-
-
by はたぼーさん(非公開)
台北 クチコミ:54件
二二八和平公園は、日本統治時代に作られた台北新公園で当時台湾に建設された最初のヨーロッパ風近代的都市公園だったそうです。
日本の敗戦後の1947年、中華民国による台湾統治に反抗して蜂起した台湾住民が園内の台湾ラジオ放送局を占拠し、台湾全土に向けて台北での蜂起を告げて始まった2.28事件が起こり、全土に本土政府への不満が高まったそうです。
自由と民主主義を求める国民的な抵抗運動として現在は評価されています。
当時本土から来た国民党は、強姦・強盗・殺人を犯す者が多く、役人の著しい腐敗は到底受け入れがたいもので、日本の法治政治に慣れ、それを当然のものと考えていた人民は、警官や軍隊が群集を無差別に虐殺することに衝撃を覚えたそうです。
慟哭と力で抑えようとする本土は今も変わらず、民主化された台湾が残ったきっかけの舞台です。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/08/18
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する