オーチャードのカーパーク
- 5.0
- 旅行時期:1969/05(約57年前)
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by jalanilmu05さん(男性)
シンガポール クチコミ:54件
1969年のことでした。初めてシンガポールにやって来て、路上の食べ物屋さんでの飲食の経験。
まだオーチャードには高層ビルは無くて、高島屋のある場所は草原の丘陵地でした。唯一、C.K.Tangという中国様式の四階建ての建物が「百貨店」と呼べる場所がオーチャードにありました。あとスーパーマーケットとしてフィッツジェラルドがその並びにあり、少し東に走ったところにコールドストレイジが在りました。夕方になるとその前にある駐車場から停めてあった自動車は追い出されて、今で言うところのホッカーセンターに様変わり。
飲食の為の火力は全てチャコール、炭火でした。ゴーという炭火のイコった音と香りが一面に漂い、それだけで美味しそうな雰囲気が充満していました。灯りはアセチレンランプのほのかで力強い明かりでシューっという音が鳴り響いていたっけ。
黄色い太麺のホッケン麺。スープ式のものです。今のような「ドライ」式の麺類なんて全く存在していなかった。陽が落ちても暑いシンガポール。そんな環境でも汗を流して美味しい熱い麺を食べるのがカッコ良かった。熱い厨房で汗を流しながら作るおじさんと、ダラダラ汗を流して食べるお客さん。これは食に対する挑戦と安らぎ。
オーチャードRd.にはベンツ等の高級車から降り立ってここにやって来るお金持ちもいれば、破れたランニングシャツでやって来る労働者も居た。でも一杯の麺を食べる客は対等。そんな入り混じった関係が人々の意欲をかり立てて、立身出世の夢を叶える原動力になったのかも知れません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/07/14
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