世界遺産に登録されている、カラフルな木造の建物です!
- 4.0
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by Pに会いたいさん(女性)
ベルゲン クチコミ:1件
友人と一緒に参加した、某旅行会社のオーロラクルーズツアーの日程に、ここの観光が組み込まれていたので、行って来ました。
ノルウェー第二の都市、ベルゲンは、12~13世紀には首都として、その後、ハンザ同盟の拠点として繁栄した港町で、ヴォーゲン湾に面したブリッゲン地区は、ハンザ同盟時代にドイツ商人達の居留地だったのだそうです。
【ブリッゲン】はノルウェー語で“埠頭”を意味するのだそうで、ここには、世界文化遺産に登録されている、急勾配の三角屋根のカラフルな木造の建物が隙間なく並んでいます。
日照時間が極端に短い時期に、北極圏からノルウェー沿岸急行船で南下してきて、色のない景色をずっと眺めて来た後だっただけに、この木造の建物がひときわカラフルに感じられました。
この木造の建物は、当時、ドイツ商人の倉庫や事務所、住居として利用されていたそうですが、火災等で焼失する度に、オリジナル通りに修復されてきたのだそうです。
18世紀初めに修復されたと言う建物は、正面から見ると傾いている建物もあり、その歴史を感じさせられると同時に、その状態で、店舗が営業をしている事に驚いてしまいました。
建物と建物の間にある、板張りの細い路地を入って行くと、結構奥行きがあり、両側の建物からは階段等が張り出していて、荷物を引き上げる滑車もありました。
路地が板張りなのは、荷車に載せた荷物(干しダラ)を運びやすい様に、また、階段等が張り出しているのは、荷物が雨に濡れない様にする為、そして、滑車は二階や三階へ荷物を引き上げる為に使用されていたと言う、とても機能的な建築様式なのだそうです。
また、路地の奥には、建物がとてもキュートなお店の他、小さな広場の様な石畳の場所があり、そこには、石造りの井戸や木製の魚(やはり干しダラなのでしょうね?!)のオブジェ等もありました。
僅か20分程の観光だったので、ほんの一部を見ただけでしたが、もしも、時間があれば、他の路地にも入って行って、ゆっくりと散策してみたいと思える様な場所でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- 景観:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/06/26
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